せんせーのチラ裏

自分の好きなことを足がかりに、外側へ少しだけコミットしようとするブログです。

【レディライネスの事件簿答え合わせ】【新イベントとFGOの持つソーシャル性】などについて。

 

イベント『レディ・ライネスの事件簿』が、5月11日(土)の12時59分をもって終了となった。シナリオの続きが読みたくてしょうがないイベントだった。イベントの難易度が高くなるよりも、シナリオに読みごたえがある方が楽しいね。

 

さて、シナリオの考察をしたならば、その答え合わせをしなければならないね。

 

 

黒幕はやはり、自律観測型存在証明システム・ムネーモシュネーだった。
そして肝心のホワイダニットは……

“創造主の期待に応え、完璧な存在になりたかった”


目覚めたときには既に創造主は死んでいた。
Aチームも自らの敵として立ちはだかっていた。
絶望した。
その絶望の中にも光を見出した。
創造主を喪失した事による悲しみを癒やす。
創造主への弔いとして。
カルデアのマスターの悲しみを癒やす。
これが観測する者としての存在価値であり、自らをそのように証明する。


こんなところだろうか。

これならば、ロマンの記憶に干渉しなかった理由もよくわかる。

あくまで、ムネモちゃんはダヴィンチの想いを尊重する形で、自身の存在を全うしようとしたということだと思う。

今回のイベントで入手できるコマンドカードの解説が沁みる。

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Fate/Grand Orderアプリより引用

 

そしてまた、次のイベントが始まるのです。

 

 

テレゴングかよ!

 

虚月館殺人事件と同様にシナリオが時限開放となっており、後半に投票期間が設けられている。

しかし、今回は虚月館とは趣向が違う。

 

先の展開を予想するイベントではなく、先の展開を作るイベントである点が新しい。

 

これまた面白そうなイベントが来てしまった……。

 

リアルでアレコレ考察しながら語りたい。

 

最近のFGOコンテンツには、こういった共有する楽しみがかなり盛り込まれている気がする。


これは前々から思っていたことなのだが、Fate/Grand Orderというゲームは、ノベルゲームという非常にクラシックな型のアプリでありながら、リアルを巻き込む力が凄い

シナリオの考察をアレコレ話す楽しみはもちろんのこと、オフ会で聖晶石召喚を皆で行う“聖杯戦争”でガチャ結果に一喜一憂してみたり、「うちのカルデア」という概念で自分の庭をデザインし「よそのカルデア」と比較してみたり。ユーザーが集うフェス、そして挙句の果てには、リアル脱出ゲームや大サーカスときた。

個で向き合うアプリでありながら、このソーシャル性を持ち合わせているFGOは、プレーヤーの周囲の人間を巻き込みやすいコンテンツなのだ。売上ランキングのトップを取り続ける理由もうなずける。

今回のイベント『惑う鳴鳳荘の考察』もこのソーシャル性を十二分に持ち合わせている気がしている。非常に先が楽しみだ。

 

FGOの首脳陣、今回のイベントといい最近のメディアミックスといい、このソーシャル性を意識して企画・開発しているのではないだろうか。

運営、恐ろしや……。
ワクワクをありがとう。