【レディライネスの事件簿答え合わせ】【新イベントとFGOの持つソーシャル性】などについて。
く【カルデア広報局より】
— 【公式】Fate/Grand Order (@fgoproject) 2019年5月10日
期間限定ロード・エルメロイⅡ世の事件簿×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント「レディ・ライネスの事件簿」は、明日5月11日(土)12:59で終了となります。ぜひ最後までイベントをお楽しみください! #FGO pic.twitter.com/EWQPNb8y6k
イベント『レディ・ライネスの事件簿』が、5月11日(土)の12時59分をもって終了となった。シナリオの続きが読みたくてしょうがないイベントだった。イベントの難易度が高くなるよりも、シナリオに読みごたえがある方が楽しいね。
さて、シナリオの考察をしたならば、その答え合わせをしなければならないね。
黒幕はやはり、自律観測型存在証明システム・ムネーモシュネーだった。
そして肝心のホワイダニットは……
“創造主の期待に応え、完璧な存在になりたかった”
目覚めたときには既に創造主は死んでいた。
Aチームも自らの敵として立ちはだかっていた。
絶望した。
その絶望の中にも光を見出した。
創造主を喪失した事による悲しみを癒やす。
創造主への弔いとして。
カルデアのマスターの悲しみを癒やす。
これが観測する者としての存在価値であり、自らをそのように証明する。
こんなところだろうか。
これならば、ロマンの記憶に干渉しなかった理由もよくわかる。
あくまで、ムネモちゃんはダヴィンチの想いを尊重する形で、自身の存在を全うしようとしたということだと思う。
今回のイベントで入手できるコマンドカードの解説が沁みる。
Fate/Grand Orderアプリより引用
そしてまた、次のイベントが始まるのです。
【カルデア広報局より】
— 【公式】Fate/Grand Order (@fgoproject) 2019年5月15日
2019年5月15日(水)18:00より期間限定イベント「惑う鳴鳳荘の考察」を開催!
サーヴァントたちと共に未完の映画を完成させよう!詳しくは→https://t.co/doDIRCqRnE #FGO pic.twitter.com/ebxs0IjZou
テレゴングかよ!
虚月館殺人事件と同様にシナリオが時限開放となっており、後半に投票期間が設けられている。
しかし、今回は虚月館とは趣向が違う。
先の展開を予想するイベントではなく、先の展開を作るイベントである点が新しい。
これまた面白そうなイベントが来てしまった……。
リアルでアレコレ考察しながら語りたい。
最近のFGOコンテンツには、こういった“共有する楽しみ”がかなり盛り込まれている気がする。
これは前々から思っていたことなのだが、Fate/Grand Orderというゲームは、ノベルゲームという非常にクラシックな型のアプリでありながら、リアルを巻き込む力が凄い。
シナリオの考察をアレコレ話す楽しみはもちろんのこと、オフ会で聖晶石召喚を皆で行う“聖杯戦争”でガチャ結果に一喜一憂してみたり、「うちのカルデア」という概念で自分の庭をデザインし「よそのカルデア」と比較してみたり。ユーザーが集うフェス、そして挙句の果てには、リアル脱出ゲームや大サーカスときた。
個で向き合うアプリでありながら、このソーシャル性を持ち合わせているFGOは、プレーヤーの周囲の人間を巻き込みやすいコンテンツなのだ。売上ランキングのトップを取り続ける理由もうなずける。
今回のイベント『惑う鳴鳳荘の考察』もこのソーシャル性を十二分に持ち合わせている気がしている。非常に先が楽しみだ。
FGOの首脳陣、今回のイベントといい最近のメディアミックスといい、このソーシャル性を意識して企画・開発しているのではないだろうか。
運営、恐ろしや……。
ワクワクをありがとう。